高校在学中の人向け

高校側から「自主退学してください」と言われた時にすること

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校則違反を繰り返したり停学が複数回におよぶと、担任の先生から「自主退学してください」と言われることがあります。(自主退学勧告と言われるものです)

こう言われた時は、基本的には現在通っている学校を退学するしかありません。自主退学を拒否し続けると、退学処分を受けて強制的に退学となります。

自主退学を勧めるのは担任の先生ですが、担任が一人の意見で退学を勧めるわけではありません。学年主任や校長先生などと相談たうえで、学校全体の意見として行われます。

初めから強制退学にしないのは学校側の最大限の思いやりです。

自主退学しても、通信制高校・定時制高校・高卒認定試験と色々な進路があります。高校を中退しても高卒資格をとって大学へ進学することもできます。

もしも高校を卒業したいと思っているなら、通信制高校の資料を取り寄せてみてください。

退学処分と自主退学勧告との違い

自主退学勧告は、退学処分の一つ前に行われるものです。

自主退学を勧めて生徒側が断れば、学校側は退学処分をくだします。自主退学勧告は、事実上の退学処分と言ってもよいでしょう。

退学処分は指導要録に記載されるため、あなたの将来に大きなハンデとなります。

別の学校へ転入・編入することがあれば、編入する学校から退学した理由が照会があります。退学処分を受けたことが分かれば、『この生徒は以前の学校で大きな問題を起こしたのだろう』と判断されますから、全日制・定時制・通信制のどの学校へ転校することも難しくなります。

一方、自主退学すれば退学理由は「進路変更の為」や「一身上の都合」となるため、将来に大きなハンデとはなりません。

自主退学 将来に大きなハンデとはならない。他の学校へ転校できる。
退学処分 指導要録に記載されて進学や就職などのハンデとなる。転校できない可能性が高い。

自主退学勧告は学校全体の意見です

自主退学を勧めるのは担任の先生です。しかし、担任の先生一人の意見で退学を勧めることはありません。

自主退学勧告をする前には、学年主任や校長先生との会議があります。学校の総意として自主退学を勧められています。

これを読んでいるあなたがなぜ自主退学を勧められたかはわかりませんが、飲酒や喫煙程度で退学を促されることはありません。「退学になるのが相当のことをした」と学校側が判断しています。

退学処分を受けたら、編入を受け入れてくれる学校は少ないです。もしも強制的に退学となったなら、ほかの高校へ編入することも諦めた方が良いと思います。そんな場合でも、高卒認定試験を受けて大学へ進学する方法があります。

病気で学校に行けなかった場合の自主退学勧告

病気で学校に行けかった場合、「このままでは登校日数が足りなりないので留年になります」と言われて自主退学勧告を受けることがあります。

この理由なら自主退学を拒否しても強制的に退学にならないことが多いです。留年が決定して下の学年に入り、4年かけて高校を卒業することができます。

「留年してでも今の高校を卒業したい!」という強い思いがある人もいますが、あまり一般的ではありません。他校へ編入して3年で卒業する(同級生と同じタイミングで卒業する)人が多いです。

お子さんが自主退学勧告を受けた親御さんへ

お子さんがなぜ自主退学を受けたのかはわかりませんが、自主退学勧告が覆ることは滅多にありません。ちょっとやそっとの問題行動で自主退学を勧められるわけではないのです。

どんなに本人が反省していようと、学校に復帰するのは絶望的です。学校が弁護士を雇ってコンプライアンスを守っていれば、生徒側は手も足も出ません。

むしろ、『強制退学ではなく、自主退学ですむんだ』と考えるべきです。会社で大きな違反をした人が、懲戒免職ではなく自己都合退職扱いで辞めていくのと同じです。

自主退学勧告を受け入れないリスクが高いことを、親側も受け止めてください。

高校くらいは卒業させたいのであれば、通信制高校への転入をお勧めします。

通信制高校は学年生ではありませんから、高2で転校してまた高1からスタートするようなことはありません。それまで通っていた学校の単位を通信制高校へ持って行けるため、同級生と同じ年度に高校を卒業することも可能です。

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