「起立性調節障害(OD)で朝起きられず、中学校を不登校になりがち…」
「起立性調節障害で不登校になっています。通信制高校なら卒業しやすいですか?」
「入学できたとしても、体調に波がある中で課題やスクーリングをこなせるか心配…」
起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)を発症すると、朝起き上がることが難しくなったり、午前中に強い倦怠感やめまいが出たりするため、毎日の通学が困難になり不登校になってしまうケースは少なくありません。
結論から言うと、通信制高校は起立性調節障害のかたや不登校経験者にとって非常に通いやすく、無理なく高卒資格を取得・卒業しやすい環境が整っています!
この記事では、起立性調節障害のかたが通信制高校で卒業しやすい理由をはじめ、体調と学習を無理なく両立させる具体的な過ごし方やスクーリング対策まで徹底解説します。
起立性調節障害(OD)でも通信制高校なら「卒業しやすい」理由
日本小児心身医学会の発表によると、起立性調節障害の有病率は中学生の約10%、重症事例は約1%とされ、中学生の不登校の約3〜4割にODが併存していると言われています。
日常生活に支障がない軽症であれば2〜3ヶ月で改善することもありますが、不登校になってしまうほどの重症例では改善までに2〜3年かかることも珍しくありません。
そうした中で、通信制高校がODのかたに選ばれるのには明確な理由があります。
- 自分のペースで勉強できる:レポート提出と単位認定テストが中心で、自分の体調に合わせて学習を進められる。
- 毎日登校する必要がない:全日制のように厳しい出席日数の縛りがなく、朝から教室に座り続ける必要がない。
- 学校や先生の理解が深い:ODや不登校を経験した生徒が多く在籍しているため、先生方の理解や配慮が行き届いている。
- 卒業までの道のりが柔軟:通信制高校の単位修得に加え、高卒認定試験を活用して単位を補うなど柔軟な制度設計になっている。
自分の体調を最優先にしながら、74単位を取得して無理なく高校卒業を目指すことができます。
関連記事:通信制高校の「レポート(課題)」って難しい?内容・提出頻度と挫折しないコツ
全日制高校だと卒業の難易度が高い理由(無理せず全日制を目指したい人へ)
起立性調節障害には「日常の活動時間が朝型の人よりも5〜6時間後ろにズレる(夜型になる)」という自律神経系の特徴があります。そのため、午前中の体調不良が多く、無理をして朝登校しても授業や体育に参加して症状を悪化させてしまうケースが目立ちます。
周囲から「ただの夜更かしでは?」と誤解されやすく、朝型生活と出席日数が前提となる全日制高校では、1年生の途中で中退を余儀なくされてしまうことも少なくありません。
それでも全日制に行きたいときはどうする?
「本当は全日制に行きたい…」と思っているなら、まずは全日制高校を第一目標として受験してみることをおすすめします。行きたい学校を目指すことがモチベーションになりますし、症状が改善すればそのまま通える可能性もあるからです。
もし全日制に入学した後に体調面で通い続けるのが難しくなった場合でも、2年生から通信制高校へ「転入(転校)」して単位を引き継ぎ、ストレートで卒業を目指す道も残されています。
【実践】体調と学習を両立させる「通信制高校での過ごし方」
通信制高校に入学・転入した後は、体調に負担をかけずに学習を継続する工夫を取り入れましょう。
① 午前中は無理をせず「午後〜夜間」の体調が良い時間帯に勉強する
起立性調節障害の症状は、午後から夕方、夜にかけて軽くなる傾向があります。「朝勉強しなければ」という固定観念を捨て、体が楽になる午後や夜の時間帯に集中してレポートやオンライン授業を進めましょう。
② 1日の学習目標は「15分〜30分」の小分けスタイルにする
一度に何時間も勉強しようとすると体に負担がかかります。「1日15分だけ動画を見る」「レポートを1ページだけ進める」といった短時間の小分けスタイルで学習を積み重ねるのが長続きのコツです。
③ 体調が良い日にまとめて進める「ストック学習」
ODは日によって体調の波が激しいのが特徴です。体調が良い日や気分が乗っている日にレポートを多めに進めて「ストック(貯金)」を作っておくことで、体調が悪い日に罪悪感なくしっかりと休むことができます。
体調に波があっても安心!「スクーリング」を乗り切る3つのコツ
通信制高校で単位を取るためには、年に数回から月数回程度の「スクーリング(対面授業)」への出席が必要です。無理なくクリアするためのポイントを押さえておきましょう。
1. 「午後スタート」や「年1回の集中スクーリング」のある学校を選ぶ
朝一番からの登校が難しい場合、午後の時間帯に授業が設定されているコースや、年に1回数日間の合宿形式でまとめて単位を取る「集中スクーリング」を採用している学校を選ぶと、体調管理が格段に楽になります。
2. 事前に担任やカウンセラーへ「ODの症状」を共有しておく
入学時や学期始めに、起立性調節障害であることや「午前中の登校が難しい日があること」を学校側に伝えておきましょう。保健室での別室受講や座席の配慮など、学校側も柔軟に対応してくれやすくなります。
関連記事:スクーリング(面接指導)って何するの?服装・持ち物・友達作りのリアル
無理なく生活リズムを整えていくスモールステップ
焦って急に朝型の生活に戻そうとすると、自律神経が乱れて逆効果になることがあります。
- 昼過ぎに起きた場合でも、まずはカーテンを開けて太陽の光を浴びる
- 体調が良い日の午後に近所を少し散歩してみる
- 通信制高校のネットコミュニティやイベントで少しずつ人と話す機会を作る
焦らずスモールステップで生活のリズムや心身のエネルギーを取り戻していきましょう。
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まとめ&体調に理解のある学校選び(資料請求CTA)
今回は、起立性調節障害(OD)や不登校経験者のかたに向けて、通信制高校で無理なく高卒資格を取るための過ごし方やコツを解説しました。
- 通信制高校は自分のペースで学べるため、起立性調節障害でも卒業しやすい
- 午前中は無理をせず、体調が良くなる午後〜夜間に集中して学習を進めよう
- 午後開始のスクーリングや集中スクーリングのある学校を選ぶと安心
- あらかじめ学校に病気や体調のことを相談し、配慮してもらえる環境を作ろう
通信制高校によって、スクーリングのスタイル(登校頻度・時間帯)や、起立性調節障害・不登校に対するサポート体制の手厚さは大きく異なります。
自分の体調に合わせてストレスなく通える学校を見つけるために、まずは気になる通信制高校のパンフレットを無料でまとめて取り寄せ、登校スタイルやサポート体制をじっくり比較してみましょう!

