通信制高校を選ぶ際のポイントについて解説します。
通信制高校はほとんどが自宅学習を中心ですが、通信制高校ならどこも同じというわけではありません。
特に大切なのが以下の3つです。
- 学費
- スクーリングの頻度、通学しやすいどうか
- 学べる内容、就職や進学に強いかどうか
詳しく見ていきましょう。
1.学費について
学費を最も左右するのが『公立か私立か』です。通信制高校も公立より私立の方が授業料が高く、公立なら3年間で10万円程度ですが、私立では3年間で40万円~150万円程度かかります。
公立はほぼ全てを生徒が自分で学習していくのが基本ですが、私立は授業料が高い分だけサポート体制も充実しています。
2.通学しやすいどうか
通信制高校は、生徒が通学する区域によって『広域通信制高校』と『狭域通信制高校』の2つの種類があります。
広域通信制高校 | 全国、あるいは3つ以上の都道府県の生徒が募集対象となる |
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狭域通信制高校 | 高校所在地と、もう1つの都道府県の生徒が募集対象となる |
通信教育で学んでいくのが基本とはいえ、少なくとも年間に20日以上のスクーリングが必要です。通信制高校も通いやすいかどうかは結構重要です。スクーリング頻度も学校によって週1回のところもあれば、週に5日通うところもあります。
3.学べる内容
通信制高校には、様々なコースを設けている学校が多いという特徴があります。
大学受験を目指す進学コースの他、美容や健康などのスポーツコースや、ペットコース、芸術コースなどがあります。
卒業後の進路を見据えて学校を選んでいきたいですね。
サポート校について
通信制高校の学習は生徒が自分で進めていくのが基本です。特に学費が安くスクーリングの少ない学校ほど、学習効果が上がらずに3年間で卒業するのが難しいという状況になってしまいがちです。
そんな時にサポートしてくれるのがサポート校という存在です。サポート校の有無が卒業できるかどうかに大きく影響しますから、サポート校に注目して高校を選ぶのも良いでしょう。
サポート校に入学すると、通学する通信制高校にも同時に入学するのが基本です。中央高等学院は「中央国際高等学校」に、トライ式高等学院は「鹿島学園高等学校」「高松中央高等学校」「日本航空高等学校」の中から選んだ高校の卒業証書を受け取ります。
関連記事:通信制高校とサポート校の関係
通信制高校選びの手順は?
通信制高校を選ぶには、複数の高校からパンフレットを取り寄せて検討しましょう。
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その後、学校訪問をします。通信制高校では定期的にオープンキャンパスを開催していたり、つねに学校見学を受け付けていることが多いです。
学校の雰囲気をみて、あなたに合っているかどうかを見極めましょう。