通信制高校に入学した後

通信制高校のテスト(単位認定試験)対策!赤点・不合格になったらどうなる?

「通信制高校のテスト(単位認定試験)って、どれくらい難しいんだろう?」

「もし赤点を取ったり不合格になったら、即留年しちゃうのかな…」

通信制高校への進学や転校を考えている際、日々のレポート学習と同じくらい気になるのが「テスト(単位認定試験)」ですよね。

全日制高校のように毎日学校に通っていない分、「自分一人でテスト対策ができるのだろうか」「単位を落としたらどうしよう」と不安になる生徒さんや保護者の方も少なくありません。

結論から言うと、通信制高校のテストの難易度は決して高くなく、日々のレポート内容をしっかり見直しておけば十分に合格可能です。また、万が一赤点を取ってしまっても、すぐに留年になるわけではなく「追試」や「追加課題」などの救済措置が用意されています。

この記事では、通信制高校のテストの形式や難易度、赤点・不合格になった場合の救済措置、一発合格するための勉強法まで徹底解説します!

通信制高校の「テスト(単位認定試験)」とは?実施時期と形式

通信制高校で単位を取得するためには、「レポート(課題)の提出」「スクーリング(面接指導)への出席」そして「単位認定試験(テスト)への合格」という3つの条件をクリアする必要があります。

まずは、テストがどのようなスケジュールや形式で行われるのかを押さえておきましょう。

テストを受けるための条件

通信制高校では、誰でも自由にテストを受けられるわけではありません。原則として、規定のレポートをすべて提出し、必要なスクーリング出席回数を満たしていることがテストを受けるための必須条件となります。

そのため、まずは日々のレポート学習を期日通りに終わらせておくことが第一歩となります。

※レポートの難易度や進め方に不安がある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:通信制高校の「レポート(課題)」って難しい?内容・提出頻度と挫折しないコツ

テストの回数と実施時期

中間テストや期末テストなど年間4〜5回ほど試験がある全日制高校と異なり、通信制高校のテスト回数は非常に少なく設定されています。

  • 2学期制(前期・後期)の学校:年2回(9月頃・1月〜2月頃)
  • 1年単位制の学校:年1回(1月〜2月頃の集中テスト)

このように、年に1回〜2回の集中テストで単位の成否が決まるケースが一般的です。

会場とテスト形式

テストは基本的に、所属するキャンパスや本校の試験会場へ足を運び、対面による「筆記試験」形式で行われます。解答形式は選択式のマークシートや穴埋め問題が多く、長文記述などは少ない傾向にあります。

なお、広域通信制高校の一部では、オンライン上で受検できるテストシステムを導入している学校もあります。

通信制高校のテストの「難易度」と「出題傾向」

気になるテストの難易度ですが、全日制高校のようなひねった応用問題や、難関大学受験のようなハイレベルな問題が出題されることは基本的にありません。

出題傾向の最大の秘密は「提出したレポート」

通信制高校のテストにおける最大のポイントは、「提出済みのレポートとほぼ同じ問題(類似問題)」が出題されるという点です。

テストを作る先生方は「生徒が教科書の内容を理解し、レポートを自分の力で仕上げたか」を確認するために出題します。そのため、新しく難しい問題を出すのではなく、すでに提出・採点されたレポートの数値や選択肢を少し変えた程度の問題が9割以上を占めます。

しっかりレポートの解き直し・復習をしておけば、80点や100点といった高得点を取るのも決して難しくありません。

もし「赤点・不合格」になったらどうなる?救済措置と留年リスク

「体調が悪くて勉強が手につかなかった」「うっかり勉強不足で赤点を取ってしまった」という場合、どうなってしまうのでしょうか?

赤点(合格ライン)の基準は30〜50点

多くの通信制高校では、100点満点中「30点未満」または「50点未満」を赤点(不合格)の基準として定めています。

【結論】赤点でも即留年・即アウトにはならない!

「赤点を取ったら即留年してしまうのでは…」と心配する方が多いですが、通信制高校では1回のテスト失敗だけで即留年や単位落ちになるケースは稀です。

通信制高校には、生徒が途中で挫折せずに卒業できるよう、以下のような柔軟な救済措置が用意されています。

  1. 追試(再試験):後日、別日程で再度テストを受けることができる制度です。出題範囲が同じ場合が多く、対策が立てやすいのが特徴です。
  2. 再レポート・追加課題の提出:指定されたレポートや追加の課題を提出・合格することで、テストの点数不足を補うことができます。
  3. 補習授業(追加スクーリング):テスト後に補習を受け、理解度を確認してもらうことで合格扱いになるケースもあります。

このように、あきらめずに学校側の指示に従って再チャレンジすれば、十分に単位を取得することが可能です。

※万が一、テストや日々の勉強ペースがどうしても自分に合わず悩んでしまった場合は、自分に合った別の環境やサポート体制を見直してみるのも選択肢の一つです。

関連記事:通信制高校に入学したけれど「辞めたい」「合わない」と思った時の3つの選択肢

【一発合格】通信制高校のテスト対策・おすすめの勉強法3選

追試を受けずに一発でテストに合格するための、効率的な勉強法を3つ紹介します。

対策1:返却された「レポート」を繰り返し解き直す

前述の通り、テスト問題の元ネタはすべて「過去に提出したレポート」です。手元に戻ってきたレポートや、学習アプリ上のレポート結果を引っ張り出し、**「間違えた問題」を中心に2〜3回解き直す**のが最も効果的なテスト対策になります。

対策2:NHK高校講座や授業動画を活用する

文字だけで記憶するのが苦手な人は、NHK高校講座の動画や、学校が提供する解説動画を倍速などで見直しましょう。視覚や聴覚を使って頭に入れることで、テスト直前の短時間でも知識が定着しやすくなります。

対策3:テスト直前は「生活リズム」を整えて集中力を高める

いくら勉強しても、テスト当日に頭が働かなかったり体調を崩してしまっては意味がありません。特に通信制高校では、普段の自宅学習で昼夜逆転しやすい傾向があるため、テストの1〜2週間前から朝型の生活リズムに戻しておくことが大切です。

関連記事:通信制高校で「昼夜逆転・自己管理ができない」時の解決法!無理のない生活リズムの整え方

よくある質問(FAQ)

Q1. 体調不良やどうしても外せない用事でテスト当日に休んでしまったらどうなる?

無断欠席をしてしまうと未受検扱いとなり単位を落とすリスクが高まりますが、事前に学校へ連絡して理由を伝えれば、別日に「追試験」や「振替試験」を受けさせてもらえる学校がほとんどです。体調が悪くなった場合はすぐにキャンパスや先生へ連絡しましょう。

Q2. テストの時に教科書やノートの持ち込みはできる?

原則として教科書やノートの持ち込みは不可(カンニング防止のため)としている学校が多いです。ただし、一部の科目や学校によっては「自作のメモ1枚まで持ち込み可」といった独自のルールを設けている場合もありますので、事前のテスト案内をよく確認しておきましょう。

Q3. まったく勉強しない「ノーベン」でも合格できますか?

レポートを自力でしっかり解いて提出した記憶が残っていれば、ノー勉強でも合格ライン(30〜50点)を超えられる場合はあります。ただし、直前に30分〜1時間ほどレポートを見直すだけでも得点は大幅に上がりますので、最低限レポートの解き直しをしてから臨むことを強くおすすめします。

まとめ&失敗しない学校選び(資料請求CTA)

今回は、通信制高校のテスト(単位認定試験)の難易度や対策、不合格時の救済措置について解説しました。

  • テストの難易度は高くなく、出題範囲の9割は「過去のレポート問題」
  • 万が一赤点を取っても、追試や追加課題などの救済措置があるため即留年にはならない
  • 返却されたレポートの解き直しと、事前の体調管理が一発合格のコツ

通信制高校のテストは、生徒を落とすためのものではなく「学習の定着度を確認し、卒業させるためのもの」です。過度に恐れる必要はありません。

なお、テスト前の対策講座の有無や、万が一の際の追試サポートがどれくらい手厚いかは、学校(特に私立・公立の違いやサポート校の有無)によって異なります。

学習面やテスト面で不安がある方は、先生のフォロー体制が整った学校を選ぶのが安心です。まずは気になる通信制高校のパンフレットを無料でまとめて取り寄せ、各校の学習サポートやカリキュラムをじっくり比較してみましょう!

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