親御さん向け

【高校退学・退学処分】子どもの将来はどうなる?高卒資格を取得する現実的な解決策

「子どもが素行不良で高校を退学(退学処分・自主退学)になってしまった…」「中卒のまま将来どうなってしまうんだろう…」と、不安や焦りでいっぱいになっていませんか?

突然の退学通知や学校からの呼び出しを受けると、保護者の方としてはショックも大きく、子どもの将来に絶望的な気持ちになってしまうかもしれません。

しかし、高校を退学になったからといって、子どもの人生が終わるわけではありません。環境を変えてやり直す選択肢はしっかりと用意されています。

この記事では、高校退学が決まった(になりそうな)時に保護者がやるべき対応や、高卒資格を取得して再スタートを切るための具体的な選択肢について分かりやすく解説します。

まず冷静に!高校退学が決まった(になりそうな)時に保護者がやるべきこと

子どもが退学処分を受けたり自主退学を選んだりした際、保護者がパニックにならず冷静に対応することが、その後のスムーズな再スタートにつながります。

1. 子どもを責めすぎず、今後の「選択肢」を話し合う

素行不良や出席日数不足などで退学になると、つい子どもを強く責めたくなってしまいます。しかし、過去の行いをいくら責めても現状は変わりません。子ども自身も将来への不安や挫折感を抱えていることが多いです。まずは気持ちを切り替え、「これからどうやって高卒資格を取るか」という未来の話を親子でしていきましょう。

2. これまでに取得した「単位数」と「在学期間」を確認する

高校を退学する際、最も重要なのが「単位取得証明書」の確認です。高校1年や2年で取得した単位があれば、別の高校(通信制高校など)へ編入する際にその単位や在学期間を引き継ぐことができます。これにより、同級生と同じ時期に高校を卒業できる可能性が高まります。

3. 可能であれば「自主退学」の手続きを行う

学校側から退学を勧められた場合、可能であれば「退学処分」ではなく「自主退学(転校手続き)」にできないか確認してみましょう。履歴書などの書類上、自主退学や転校扱いにしておく方が、将来の進学や就職の際に余計なハードルを減らすことができます。

高校退学後の進路・やり直すための3つの選択肢

高校を退学した後に高卒資格を得る、あるいは次の進路へ進むための選択肢は主に3つあります。

1. 通信制高校への転入・編入(最も現実的で復帰しやすい解決策)

高校を退学した後にやり直す方法として、最も選ばれており、卒業しやすいのが「通信制高校への編入・転入」です。

通信制高校では、前の高校で取得した単位や通った期間(在学期間)をそのまま引き継ぐことができます。ゼロからやり直す必要がなく、最短ルートで高卒資格を取得することが可能です。

また、通信制高校は不登校や中退、素行面でつまずいた経験のある生徒の受け入れ実績が非常に豊富です。校風も自由で、髪型や服装などの厳しい校則に縛られない学校が多いため、従来の学校生活に息苦しさを感じていた子どもでもストレスなく通うことができます。

2. 定時制高校への編入・再入学

朝・昼・夜間などの時間帯に通学して学ぶ定時制高校に編入・再入学する選択肢もあります。

毎日決まった時間に通学するため生活リズムを保ちやすいメリットがありますが、編入の受け入れ時期が「春(4月)や秋(10月)」などに限られていることが多く、欠員がないと募集が行われないケースもあります。

3. 高等学校卒業程度認定試験(高認試験)を受ける

高校に通わず、国家試験である高認試験(旧大検)に合格して、大学や専門学校の受験資格を得るルートです。

独学やサポート校を利用して短期間で合格を目指せるのがメリットですが、高認試験の合格だけでは最終学歴が「中卒」のままとなります。最終的に大学や専門学校を卒業しないと「高卒以上」の学歴にならない点には注意が必要です。

素行が悪かった子どもに「通信制高校」が向いている4つの理由

一度高校でつまずいてしまった生徒にとって、通信制高校は再スタートを切りやすい環境が整っています。

1. 校則や時間の縛りが少なく、理不尽な反発が起きにくい

素行不良の原因の多くは、集団生活のルールや理不尽な校則に対する反発から来ています。通信制高校は私服OKで髪型やメイクも自由な学校が多く、無駄な拘束感がないため、無用なトラブルやストレスを起こさずに勉強に集中できます。

2. 人間関係をリセットしてゼロから再スタートできる

地元の人間関係やこれまでのレッテルから一度離れ、まったく新しい環境でやり直すことができます。全国から様々な事情を持った生徒が集まるため、お互いの過去を気にせずフラットな人間関係を築くことができます。

3. 自分の「好きなこと」に没頭できるコースがある

通信制高校の中には、高卒資格の勉強だけでなく、プログラミング、eスポーツ、デザイン、音楽、ダンス、美容など、専門的なスキルを学べるコース(アドバンスコース・みらい学科など)を用意している学校がたくさんあります。自分の「好き」を見つけることで、学校に通うモチベーションを取り戻す生徒も多くいます。

4. 登校ペース(通い方)を自由に選べる

「まずは週1日の通学から慣らす」「完全に自宅でのオンライン学習を中心に進める」など、本人のペースや状態に合わせて通学スタイルを選ぶことができます。少しずつ生活リズムを取り戻しながら無理なく卒業を目指せます。

【FAQ】高校退学に関するよくある質問

Q1. 退学になったら将来の就職に響く?

A. 通信制高校などを卒業して「高卒」になれば、就職で不利になることはほぼありません。

途中で編入して通信制高校を卒業した場合、最終学歴は全日制高校と同じ「高校卒業(高卒)」となります。面接で過去の退学について聞かれた場合でも、「一度つまずいたけれど、通信制高校で気持ちを入れ替えて最後までやり遂げた」とポジティブな経験としてアピールすることができます。

Q2. 通信制高校の学費はどれくらいかかる?

A. 国の支援金制度を使えば、負担を大幅に抑えられます。

通信制高校でも国の「高等学校等就学支援金」が適用されます。世帯年収に応じた給付を受けることで、実質負担額を大幅に抑えて通うことが可能です。

Q3. 退学してからどれくらいで次の学校に入れる?

A. 通信制高校なら、年間を通して随時(毎月など)転編入を受け入れている学校が多いです。

全日制や定時制のように「来年4月まで待つ」必要がなく、思い立ったタイミングで手続きを行い、すぐに学習を再開できるのも通信制高校の大きな強みです。

まとめ:まずは気になった学校の資料請求から始めよう!

高校の退学は決して人生の終わりではなく、子どもに合った新しい環境へ移るための「きっかけ」に過ぎません。

環境が変わることで劇的に気持ちが落ち着き、自分のやりたいことを見つけて生き生きと過ごせるようになる子どもはたくさんいます。

まずは一校だけで決めてしまわず、お住まいの地域から通える通信制高校やサポート校の資料を無料でお取り寄せして、親子でじっくり比較・相談してみることから始めてみましょう!

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